ガタゴト音、消して街への思いやり
現場打ちやプレキャストの側溝は、構造性能を確保するため、一定幅の蓋掛け部を設けています。
しかし、蓋掛けの不陸などから車両が蓋上を走行するときに、ガタゴト音が発生するケースがあり、この音は夜間などに耳につき、住民からの騒音苦情として取り上げられることが多くなってきています。
2022年 愛知県・岐阜県の市町村57件の聞き取り調査結果(弊社調べ)
騒音とデシベルの関係
日常生活するうえで望ましい音のレベルは40~60dB(デシベル)とも言われています。
など様々な問題があげられます。
以上が主な原因です。しかしこれらは、施工時の微小な誤差により発生するため完全に解消することは厳しく、従来から側溝蓋の課題として考えられ、ゴム板などに代わる薄肉の騒音解消ツールが求められていました。
今までのゴム板クッション材とは違います。
社内実験にてクリアプロ施工前の車両走行時の騒音70.5dB(暗騒音との差14.3dB)を測定、施工後の車両走行時の騒音64.8dB(暗騒音との差8.9dB)を測定。
結果、側溝蓋から発生する騒音を5.4dB低減することが確認できました。(体感では側溝蓋のガタツキにより発生する騒音は、消えたように感じました。)
※設置には軍手、バール、木製ハンマーをご準備ください。
セット内容 : 本体20個+クサビ4個
本体素材 : エラストマー