製品・工法

道路用製品

クリアプロNeo

側溝蓋の騒音を防止する新アイテム

クリアプロ 側溝蓋騒音軽減ツール

側溝蓋上を車両が走行する際、側溝の蓋掛け部に不陸などがある場合、“ガタゴト”と音が発生します。
この騒音は70dB程度の騒音量であり、大声での会話や一般的な掃除機の音に相当します。
一方で、日常生活における望ましい騒音量は40~60dBであるとされています。

側溝蓋による騒音の原因
  1. 蓋あるいは蓋掛け部にある不陸(欠け等含む)
  2. 車両走行時における蓋の跳ね上げ
  3. 蓋と蓋掛け部の間に挟まった小石やゴミ等

これらの原因により、蓋と蓋あるいは蓋掛け部がぶつかる音が騒音の正体です。
施工時の微小な誤差や経年によっても発生するこれらを完全に解消するのは難しく、対応策が求められてきました。

従来の対処法
  1. 蓋と側溝の間にゴムシートを挟む
    比較的安価で蓋と蓋掛け部の接触音が和らぎますが、蓋の動き自体は抑制できず、中長期的にはコンクリート部の欠けや破損による騒音の悪化が懸念されます。また、ゴムシート自体の長期耐久性に難があります。
  2. 蓋をボルト固定式に改修
    既設の側溝にハツリ工事を行い、ボルト固定用の部材を取り付けてモルタル等で埋め戻すため、工期が数日に及ぶ場合もあり、費用も高額になります。

これらの課題を踏まえ開発されたのが「クリアプロNeo 側溝蓋騒音軽減ツール」です。

クリアプロNeoの特徴

クリアプロNeo の特徴
  • 蓋の隙間に差し込むだけの簡単設置
  • 蓋の動きを抑制し、騒音や角欠けを防止
  • 蓋上に露出せず、より歩行者にやさしい設計
  • 雪かきや清掃時に干渉せず、エリアを選ばない
  • タイヤや靴に直接触れず、長寿命

エラストマー製の本体は、消音性能や丈夫さを十分に発揮できる柔軟性と、設置しやすい硬度を兼ね備えています。

※“弾性(elastic)+ポリマー(polymer)” の合成語。
ゴムのような高い弾性を持つ高分子素材の総称で、衝撃吸収性に優れます。
本製品には屋外環境でも硬化や劣化が起こりにくい種類のエラストマーを採用し、長期にわたり安定した性能を維持します。

設置後はクリアプロNeo本体がほとんど視認されないため、景観や歩行導線を損なうことなく騒音の抑制が可能です。
また、雪かき用スコップ等が引っかかりにくく、設置後の破損リスクも大幅に低減します。

社内測定にて、7.7dBの騒音レベル低減を実現
1回目 2回目 3回目 平均
通常の側溝 72.1dB 68.9dB 69.3dB 70.1dB
クリアプロNeo施工後 65.6dB 59.3dB 62.3dB 62.4dB

※両条件とも環境音約55dBの環境で測定

既設の側溝上を車両で走行し、騒音対策なし条件とクリアプロNeo施工済条件との騒音量を比較。
クリアプロNeoが、側溝蓋から発生する騒音を7.7dB軽減する結果となりました。
60dB前後は車両のエンジン音程度であるため、側溝蓋から発生する騒音はほぼ感じ取れない結果となりました。

クリアプロNeo施工方法

※設置には軍手・バール等をご用意ください。


①蓋を外し、蓋掛け部を清掃

②蓋が外してある方の側面からクリアプロNeoを差し込む

③蓋を戻す

④バール等で蓋の位置を調整

⑤設置完了

製品寸法図

クリアプロNeo 製品寸法図

製品内容:本体20個、クサビ4本
本体素材:エラストマー

導入実績

福島県・神奈川県・福井県・岐阜県・静岡県・愛知県・京都府・兵庫県・広島県・長崎県・沖縄県

2026年6月末現在、上記内の自治体および民間企業等、17市町村で導入いただいています。