路面に置いて使用することを基本に開発した道路規制箇所等に用いられる仮設柵用プレキャストコンクリート基礎ブロックです。埋設、半埋設にも利用できます。
破損した場合など、実際に供用している場所での取替は?
ブロック同士がプレート連結のため、六角ボルトを外せば部分的に取外しが出来ます。
「置式」として必要な機能を盛り込んだ新しい商品です。
呼び名 | 寸法(mm) | 支柱部箇所数 | 参考重量(kg) | ||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
B | B1 | L | L1 | L2 | L3 | ||||
B=500 | L=3.0m | 500 | 110 | 3000 | 2965 | 375 | 350 | 3 | 1280 |
L=2.0m | 2000 | 1965 | 200 | 350 | 2 | 850 | |||
L=1.0m | 1000 | 965 | 200 | 300 | 1 | 370 | |||
B=400 | L=3.0m | 400 | 60 | 3000 | 2965 | 375 | 350 | 3 | 1050 |
L=2.0m | 2000 | 1965 | 200 | 350 | 2 | 700 | |||
L=1.0m | 1000 | 965 | 200 | 300 | 1 | 310 |
※寸法・形状について予告無く変更することがあります。
※基礎工の構造は、参考です。設置場所に応じて適宜変更をしてください。
フォークリフト差込穴は、設置後に土砂充填してください。
最低連結延長 P=30kN 単位:m
呼び名 | 置式設置 | 埋設設置 |
---|---|---|
b=500 | 25 | 24 |
b=400 | 38 | 31 |
砂詰め充填にて支柱建込をします。
支柱径 (mm) | アスファルト又はモルタル (m3) | 砂 (m3) |
---|---|---|
φ60.4 (P種) | 0.082 | 0.246 |
φ114.3 (B・C種) | 0.040 | 0.119 |
φ139.8 (A種) | 0.020 | 0.059 |
製品長L=1.0mでの最少半径
R=4.0mライン
製品長L=2.0mでの最少半径
R=8.0mライン
製品長L=3.0mでの最少半径
R=12.0mライン
【目的・試験方法】
置式用連結プレートによる接続部の耐力確認を行いました。
GUブロック置式タイプの接続部供試体を作成し置式用連結プレートをM16六角ボルトを用いて連結し鉛直方向から荷重を作用させました。ガードレールの支柱部をヒンジ支点とし外側へ移動しないようにしました。
試験機より荷重値及びストローク値を計測しました。
【試験結果】
置式用連結プレートによる接続部の耐力は30kN 以上であることが確認できました。
最大変位量は158mmの結果より想定変位量(15度の角度)t=0.5m×tan15=0.134m=134mmと近い結果が得られました。支柱間距離は1.0mにて実施しています。
【目的・試験方法】
連結プレートによる一体性の確認を行いました。
GUブロック置式タイプL=3.0m 製品を3本、置式用連結プレートを用いて連結し、中央に配置されるブロックのガードレールに水平荷重を作用させた場合の挙動をもって確認しました。
載荷方法は衝突時の押す荷重を引張荷重に置き換え、ロードセルにて荷重を計測し個々のブロックに2か所(計6か所)の変位について計測しました。
荷重kN | 変位① mm | 変位② mm | 変位③ mm | 変位④ mm | 変位⑤ mm | 変位⑥ mm |
---|---|---|---|---|---|---|
15.7 | -8.3 | -11.18 | -15.42 | -15.7 | -13.76 | -11.54 |
【試験結果】
変位計③と④は、荷重が作用したブロックの変位です。
変位計②と⑤は、置式用連結プレートにより一体的に転倒現象が起こった際の変位を示しています。浮き上がっ た状態が隣のブロックに伝達されており、一体性を有していることが確認できました。今回の試験では、ガードレールのレールを連続させない状態で実施しました。