豊田市東新町地内の現場です。　
当初設計は場所打ちのＬ型擁壁でしたが、狭隘な現場で大量に発生する掘削土の搬出埋め戻しの回避。また、隣地との境に余裕が無く、型枠足場を組み立てるスペースが乏しかったこと、更に型枠・鉄筋工の不足解消と工期の短縮が求められ、フーチングレス・パネル工法の採用となりました。　
背面の掘削幅が取れない現場はもとより、軟弱地盤、直近に既設埋設管が敷設されている、交通規制が厳しく作業範囲が限定されるetc…難しい現場こそ真価を発揮する擁壁、困ったときの「フーチングレスパネル工法」として覚えて頂けると幸いです。
今回は、柱状地盤改良と鋼管建込の状況をご案内します。
担当：伊藤(賢)
 
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