弱者対応型プレガード
このFAQ集では、プレガードに関してこれまで多く寄せられたご質問に対し、回答を掲載しました。
- 製品種別の決定方法についてたくさんの製品種類がありますが、どういう時にどの種別を選択して使用すれば良いでしょうか?
- プレガードには「A種」と「BC種」の2種類があります。まず使用する道路区分が高速自動車国道、自動車専用道路の場合は「A種」その他は「BC種」となります。 次に施工(連結)する延長によって種別が確定します。
例)一般県道で製品施工延長 L=20mの場合
(製品は1個/2mですので10個使用)
「BC-20」という製品種別になります。
このように製品施工延長がL=10mであれば「BC-10」、L=12mであれば「BC-12」というように決定されています。
※ 施工延長が20mを超える場合は、20m用の製品を使用します。
- 平面曲線(R)部への対応は可能でしょうか?
- タイプごとに対応可能な曲線半径が異なりますので、下表を参考にしてください。
A種用
BC種用
- 道路縦断勾配は何%まで対応可能でしょうか? また縦断勾配が大きいと支柱も傾くと思いますが、その場合の設置方法、対応方法を教えてください。
- 縦断勾配が12%までは支柱はガードレール支柱の埋め込み穴の余裕を利用し、支柱を垂直に設置することが可能です。
12%を超える急勾配の場合は製品の道路勾配に合わせて設置し、ガードレール支柱は製品に対して12%傾けて設置し、垂直に近い構造とすることができます。
その場合ガードレール間(2m間隔)で調整を行ってください。
- 道路縦断方向で折れ点が発生した場合、どの程度まで対応が可能でしょうか?
- 縦断折角が12%での計算を行なった場合(設計速度20km/h・縦断曲線半径100m)、製品間の上下開口は10mm程度となることから、設計・施工上は特に考慮をしていません。
連結部は間詰コンクリートを打設しますので調整可能としています。
- 施工延長に端数が出る場合、短尺(異形)はどこまで可能ですか?
- 製品としては調整用製品として1.5mの短尺製品が可能です。
プレガードの全延長に対して端部(起終点)から左右0.5cmごとの調整ができ、標準製品のみを組み合わせた延長(2mの倍数)より、0.5mもしくは1m短い延長での施工が可能となります。 また、プレガードは盛土、切土部にも設置できることから、下部構造物の延長と必ずしも合わせる必要はありません。
- L型用壁の上に設置したいのですが可能ですか?
- プレガードはあらゆる擁壁、石積、補強土壁など既設・新設問わず様々な構造物上部に施工が可能です。